占いは私たちの生活に、気づきや希望を与えてくれます。
特に電話占いは、自宅にいながらにして手軽に本格的な占い師に相談できるので人気があります。しかし、この占いも頼りすぎると自分だけでなく家族や他人を傷つける危険性を持っています。
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こんな人は占い依存症なので注意
「占いがなくては日常生活が送れない」状態に陥っていると感じたら、それは依存症の可能性があります。
依存症の症状として、以下のものがあげられます。
・占いにはまりすぎて食事・睡眠などの日常生活に支障が出ている
・電話占いによって、恋人や家族との人間関係に破綻が見られる
・占いをした後、気持ちがネガティブになる
・電話する回数がどんどん頻繁になっていく
・占いをしないと不安で眠れない
・占いによる借金、または未払いの溜め込んだ請求がある
特に、占いをした後にネガティブな気持ちになる人は要注意です。電話占いジプシーになりかねません。
占いの結果が思わしくないからまた別の鑑定士にかける・・・という負のスパイラルが起こっている可能性があります。
また、依存症を自覚しているため、電話占いをした後「またかけてしまった」と自己嫌悪に陥っていることも考えられます。占いのための借金まで作り、払える予定のない占いをしてしまうとしたら、かなり危険な依存状態と言えるでしょう。
依存症において借金は最も深く、自分だけでなく周囲を傷つけます。相談されなかったことで恋人や家族など、周りからの信頼もなくしてしまいます。
占い師だけが相談相手になってしまい、負のループに入り込んでしまうことにもなりかねません。
そこまで極端に依存しているわけではないという、少し軽い症状の方も依存症予備軍かもしれません。「このままだと依存症になりそう」と危機感を抱いている方もいるかと思います。
「やめなければいけないとわかっているのにやめられない」という状態になる前に対処しましょう。自覚し、症状が軽いうちに依存状態から脱することが重要です。
占いジプシーから脱却する3つの方法
電話占い依存から脱却するには3つの方法があります。
あなたがいま依存性、もしくは依存症になることに不安を感じているのなら、この方法をまずは試してみてください。
電話占いの番号などが書いてあるものを近くにおかない、発信履歴やアドレス帳に登録しない。
手の届くところに電話占いに関するものや、つながる番号を置いておくと、誘惑に負けてしまいます。目に付かない場所にあると気にならないものも、視界に入ってしまうと意識するようになります。
「ちょっとだけ電話してみようかな」
と、つい手を出してしまうものです。
目に見えるところと、手が届く空間に電話占いの情報を置いておかない。電話を遠くに置いたりするのもいいですね。
言い訳をしていることに気づく
依存症になっているときは、そこになにか言い訳をしがちです。
占いをしていないと調子が悪いから、気分が落ち着くから、とつい電話に手を伸ばしてしまいます。そうして、自分を納得させてしまいがちです。
「今回は特別」と言い訳をしてしまうと、さらに依存症を加速させていくことになります。
電話占いをするための言い訳がでてきたら、注意が必要です。
占いジプシーを抜け出そうとしても、言い訳を繰り返して失敗してしまう方が非常に多いです。
少しずつ占いの頻度を減らしていく
占い依存の自覚症状が現れると、ほとんどの人は電話占いをいますぐやめよう!と決意します。
それから急激に変わろうとしてしまいがちですが、あまりいい選択とはいえません。
一度習慣になってしまったものをやめるのは非常に難しいです。すぐに解決できるような小さな悩みでも不安になってしまい、占いをできない葛藤にストレスがたまっていきます。
余計に電話占いのことを考えて、情緒不安定になってしまっては元も子もありません。ダイエットのリバウンドのように元の状態よりもさらに悪化してしまうこともあります。
占い依存症を抜け出すためには少しずつ、
にしましょう。時間をかけてゆっくりと抜け出していくことが大切です。
占いは決して悪いものではない
本来、
です。大きな決断をしなければならないときや人生の岐路に立った瞬間、占いの結果に背中を押してもらうこともあるでしょう。あなたの人生の決断をサポートしてくれるはずの占いが、生活の足かせになってしまっては危険です。
電話占いと良い付き合い方をして願いを叶え、悩みを解決し、楽しく潤いのある生活をしている人はたくさんいます。
依存症にならないように、占いをうまく活用していきましょう。