ヒーリング鑑定や効果について、ヒーラーの資格を所持する現役鑑定師「あん茉莉安」様に執筆していただきました。
スピリチュアルな世界で「ヒーリング」ってよく聞くけれど、具体的にいつ、どんなことをするの?と不思議に思ったことはありませんか?
今回はヒーリングの内容や効果、そしてヒーラーはどのような技術を持っているのかを解説します。
Contents
人によって異なるヒーリングの手法
ヒーリングを行うには、ヒーラーと呼ばれる人の存在が必要不可欠です。
ヒーラーが、自分自身をヒーリングすることもあります。興味があれば、自分でヒーリングの技術を身に付け、ヒーラーになることも可能でしょう。
ヒーリングの手法は、ヒーラーによってある程度異なる部分があります。
ヒーリングの流派やヒーラー個人個人のイメージングにも関わるものなので、一概にこうするものだとは言えません。ここでは代表的な方法を一つご紹介します。
代表的なヒーリング手法
数あるヒーリングの手法の中で、最も代表的なものは「手かざし」と呼ばれるものです。
手をかざすことで、対象に癒しをもたらす方法です。流派や、ヒーラーのグレード(資格)によっては、手で印を描いたり、印を結ぶこともあります。
長時間、また2~3分の短時間でも行うことができます。
ヒーリングに必要な技術、本でもある程度なら身につけられる
ヒーリングを行うことのできる「ヒーラー」になるためには、ヒーラーの資格が必要です。
といってもこれは、より効果の高いヒーリングを実践するための資格です。
自分のために簡単なヒーリングを行う程度であれば、市販されている「誰でもできるヒーリングのやりかた」といった本を読みながらでも行えます。
高いヒーリング技術を身に付けるには、師匠になれる資格を持つヒーラーに付き、儀式を経て、公開されていない秘術を伝授してもらう必要があります。
ヒーリングの効果・変化、気を整えることの影響
ヒーリングの効果
- 気分をリラックスさせる
- 心をすっきりさせる
- 心身のバランスやリズムを整える
ヒーリングは、身の周りを流れる気を整えるものです。
気が整うことで、少しずつ身のまわりに変化が表れてきます。
例えば、小さい頃に転んでケガをした時や、カゼをひいて体がつらい時、身の回りの人に「よしよし」と撫でてもらったら痛みや辛さがマシになった……という経験をしたことがある人は多いでしょう。
これが、ヒーリングの基本です。
ただ、ヒーリングは決して医療行為ではありません。心理的疾患、神経疾患に関しても例外ではありません。
ヒーリングを施す側が医療的な効果をうたっているのなら、それは警戒すべきものです。同時にヒーリングを受ける側も、医療的な効果を期待すべきではありません。
電話越しでもヒーリングは可能、遠隔ヒーリングで重要なもの
結論から言えば、ヒーリングは電話越しでも可能です。
さらにヒーラーの流派やグレードによっては、電話のつながっていない離れた場所にいる人のヒーリング、さらに過去や未来など時間を超えたヒーリングも可能になります。
離れた場所や離れた時間に対してのヒーリングを「遠隔ヒーリング」と呼びます。
遠隔ヒーリングにおいて重要なのは、相手をできるだけ鮮明にイメージすることです。
相手をどれだけ具体的にイメージングできているかということが、ヒーリングの効力に影響します。
電話は、相手をイメージするのに役立ちますが、必須のものではありません。電話でつながっていなくても遠隔ヒーリングは可能です。
ただし、ヒーラーの中にも遠隔ヒーリングの資格を持っている人(修行をした人)と、そうでない人がいます。
遠隔ヒーリングの資格を持っている人とは、師匠からその方法について伝授が行われ、さらにしっかりとしたイメージング能力を身に付けた人です。
ヒーラーなら誰でも、電話越しのヒーリング、あるいは遠隔ヒーリングができるとは限らないことも覚えておくと良いでしょう。