霊感・霊視鑑定について現役鑑定師「sara」様に執筆していただきました。
自身の心霊体験、何が視えるのか、どんな相談内容に適しているのか解説していただいてます。

みなさんは、霊感や霊視についてどんなイメージを持っているでしょうか?
特別な能力?気味が悪い?なんでも分かるの?嘘?本当?
今回は、筆者の体験と経験に基づいて、霊感・霊視についてお話をしていきます。
私は霊感の持ち主?
私は幼少期から、もうこの世には居ないはずのもの…いわゆる幽霊が見えていました。
私が幽霊を見た一番古い記憶は、2~3歳頃のことです。私が2歳の時に実母は病で他界したのですが、他界した以降も、私には母がハッキリと見えていました。
しかし、母の姿は見えても、触れることも会話することも出来ません。
私が母を求めて泣くと、母も、ただそこに佇んだまま泣いていました。泣いている母を見て、私は更に泣きました。
母と触れ合うことが出来ないのは何故なのか、幼かった私には理解が出来なかったのです。
母以外にも、いろんな人々が見えました。
そこに本当に存在しているようにハッキリと見えるので、突然目の前に人が現れて、ぶつかる!と思ったらスッと通り抜けてしまったり、幽霊だとは知らずに話しかけてしまったり、ありえない場所に人が居て驚いたり…。
どれが幽霊で、どれが生きてる人間なのか、見分けがつかなくて困ることもありました。
これが「霊感」と呼ばれるものだと知ったのは、小学生の頃のこと。テレビで観た心霊番組がキッカケです。
私の目には見えるのに、周囲の人に伝えても「見えない」と言われて全く理解してもらえず、嘘つきと呼ばれてしまうこともありました。
とてもショックで、どうして自分は人と違うのだろうと幼心に傷ついて悩んでばかりいたのを覚えています。
霊視で何が視えるのか?
霊視は、霊感の度合いにもよりますが、人によって見え方も感じ方も様々です。
私の場合は、霊視鑑定中にご相談者の情景が視えてきます。
ご相談者が放っているエネルギー、性格や思考癖、生育歴や現在の環境、周囲の方々の様子や場面が目の前に視えてきます。そこから相談内容の原点を紐解き、問題解決への道を探っていていくのです。
鑑定中にご相談者に縁のある亡くなった方が視えるときもありますが、私は亡くなった方と会話が出来ません。
ただ、言葉は交わせなくても、その方の求めていることがイメージとして伝わってくるので、ご相談者にイメージをそのままお知らせします。
また、ご相談者の過去世と思われる姿や未来に成功している姿などが視える場合もあります。ご相談者が今現在を前向きに過ごしていくためのひとつの材料として、視えた姿をお伝えすることもあります。
霊感・霊視鑑定はどんな相談内容でも分かる?
基本的に霊感による霊視鑑定は、相談ジャンルを問わない場合が多いと思います。
私が受け持ってきた相談内容
- 人生全般
- 家族関係
- 人間関係
- 仕事
- 恋愛
- 結婚
- 健康
- 宗教
- 霊的な悩み
上記のように、様々なご相談をお受けしてきました。
ご相談者の相談内容に基づいて霊視を進めていきますが、視えたことをお伝えするだけでなく、今後の方向性が最善最良となるためのアドバイスに重点を置いて鑑定しています。
一方、霊視鑑定でお断りするご相談もあります。
死期(寿命)について、医療行為の妨害に繋がること、賭け事に関すること、他者の不幸に繋がること、法律に触れる事柄については、一切お受けしていません。
電話相談でも霊感・霊視鑑定は出来る?
電話を通じてでも、霊感による霊視鑑定は可能であると言えます。
私の場合は、電話鑑定をご希望のご相談者には、事前に写真をメールで送ってもらっています。これは私の能力の問題なのですが、電話よりも対面のほうが視えやすく分かりやすいというのが正直な感想です。
私は、ご相談者が放つエネルギーを霊視しているので、電話相談の場合はご本人の姿が分かるものがあると霊視が進みやすいのです。
透視能力も持ち合わせている鑑定士であれば、電話相談もスムーズではないかと思います。
最後に伝えたいこと
最後に、霊感による霊視鑑定をする立場として、お伝えしたいことがあります。
それは、霊感や霊視とは特別な能力ではなく、誰もが本来持っている直感が発展したものであるということ。
鑑定士が伝えることに対して、「なんか変だ」「違う気がする」と違和感があるときは、ご自身の直感を信じることが大切です。
鑑定士が伝える内容は、あくまでも参考資料の一部にすぎません。
ご自身の直感を大事にして下さいね。